弘前出身のかぐや姫さんにお借りした本です。
本の帯に書いてあるように、心温まる内容でした。
舞台はもちろん津軽。 百年続く食堂の、初代から四代目までのお話。
とは言っても、二代目は全然出てこず、いずれ四代目として店を継ぐことになる、フリーターの陽一のことが
ほとんどを占めるんだけど。
最初の方と後の方に出てくる、初代の賢治とその奥さんトヨの話がまたいい。
この表紙の女性はトヨさんだったのね。
いい絵だねぇ、実に。
陽一の彼女、七海ちゃんもまたいい子なんだよね。
周りがみんないい人過ぎて、ちょっと出来過ぎ・・って感もあるくらい。
でも途中不覚にも涙ぐんでしまった部分もあったり。
テントでの陽一とお父さんの会話とかね。
弘前城の桜は1度観たことがあります。
ツアーのバスで片道5時間以上かかり、着いてからの自由時間がたった40分。(少なっ!)
でも桜は本当に素晴らしかった。 あれ、一体全部で何本あるんだろう。 迫力が違う。
皆さん、1度は観るべき。 感動しますよ。
今年、映画化されたんですよね、この本。
陽一が今チャラ男でブレイクしてるオリエンタルラジオの藤森だそうで。 まぁ、合ってるかも?
というわけで、焼き干しの津軽蕎麦、1度食べてみたーーい。