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光原百合「最後の願い」


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初めて読む作家さんである。
この本は7編で構成されてるのだが、すべて謎解き。
ウィキでこの作家さんを見てみたら、この方推理作家さんなのね。
なるほど、だからか。

この謎を解くのは、度会と風見。   2人とも小劇団員である。
度会が代表。   鋭くてキレがあるが、少々意地悪い人物。

その個々の話が、なかなか面白かった。
心がチクリと痛くなる話やイヤな気分になる話もあったけど、笑える話や泣ける話もある。
謎解きには結構意外性があって、かなり楽しめた。
個々の話といっても、実はすべて関連してる。   
最後の章には、全員出てくる。   こういう流れも私好み。

それぞれの話の主人公が、度会にスカウトされて劇団スタッフになったり、女優になったり。
みんな、なかなか味があるんだよねぇ。
特に風見とシロちゃんがいい。   彼らの言動には、あちこちの場面で笑わせてもらった。
重い話も彼らの登場で、気分が軽くなったし。

そして、最後にはその個性的なキャラが集合して、ついに舞台の開幕。 
ラストはちょっと怖い話だったけど(霊とか苦手なんで^^;) なかなかいい終わり方だったと思う。

ミステリー好きな私には、とても面白くて読みやすい本だった。
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by heartfulwind | 2012-02-29 17:40 | 読書 | Comments(0)
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