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Heartful Wind

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お久しぶりでございます


皆様、ご無沙汰でございました。  ご心配をおかけして大変申し訳ありませんでした。

実は去年の12月から先月まで4ヶ月半、入院しておりました。
12月10日、突然大動脈解離という病気を発症しまして、救急車で病院に運ばれました。
ものすごい背中と腰の痛みでした。

大動脈解離の方は3ヶ月間ベッド上安静という状態で、なんとか落ち着きましたが、検査の結果、
今度は胸部大動脈瘤が見つかり、夏に手術ということに決まりました。
今はとりあえず一時退院ということで、夏の手術まで自宅待機をしております。

長い間入院をしていて、しかも3ヶ月間歩かなかったということで、本当に毎日体がだるくて疲れて
どうしようもありません。
どうにかこうにか日々暮らしております。

退院した時、お友達のshizuさんが送ってくださったお花です。
本当に嬉しかったです。   ありがとうございました。

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今日はかぐや姫さんが自宅に遊びに来てくださいました。
お料理上手なかぐや姫さん、なんと手作りのお料理の差し入れです。
炊き込みご飯(もう1パックあり)、里芋と豚肉の煮物、かぼちゃサラダです。
実に美味しそうです!!

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今は立つのも動くのもやっとの状態。  
毎日ロクな料理もしてないので、本当に感謝です。

おやつも買ってきてくださいました。   嬉しすぎます。(涙)
かぐや姫さん、本当にありがとうございました。

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ちなみにランチは出前を取りました。(札幌海鮮丸

お久しぶりでございます_d0179686_1741261.jpg

なかなか美味しゅうございました。

おかげさまで、ようやくブログも更新できる気分になってきました。
また夏に消えますが、それまでまたよろしくお願いします。

・・と言っても、ブログのネタがないかな。^^;
# by heartfulwind | 2013-05-17 17:50 | 日々のこと | Comments(14)

駅弁「宮城ろまん街道」


えー、またまたブログの更新がストップしておりましたが、先週から東京へ帰っていました。

今回食べた駅弁はこちら。  「宮城ろまん街道」です。(お値段:800円)

駅弁「宮城ろまん街道」_d0179686_1739593.jpg

鳴子の農家の方々が作ったお米「ゆきむすび」を使用してます。 
寒冷な気候のせいで米作りがままならない鬼首地区で、お米農家が消えないために立ち上げた
米プロジェクトが生んだお米です。 
このゆきむすびがもちもちっとして、とても美味しかったです。
冷めても硬くならず、おむすびに向くお米なんだそうですよ。

お味噌(仙台味噌?)が塗られた手前のおむすび、絶品でしたね~。

駅弁「宮城ろまん街道」_d0179686_17392996.jpg

今回も美味しくいただきました。
# by heartfulwind | 2012-12-10 17:50 | 日々のこと | Comments(8)

湊かなえ「境遇」


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先日観た映画「北のカナリアたち」がどうも消化不良で納得いかなかったので、その原作「往復書簡」を
ぜひ借りてきたかった。
が、残念ながら置いてなかった。  こないだあったんだけどなぁ・・。
で、代わりに借りてきたのがこれ。

最初のページを開けた時に、「あおいりぼんはおかあさん、あおいリボンはそらのいろ・・」。
あれ?なんか知ってる、このフレーズ。
なかなか思い出せなかったんだけど、ようやく思い出しましたよ。
これ、1年前に松雪泰子が主演で、ドラマ化されてましたね。
でもね、湊さんの原作だから、張り切って観たのは覚えてるんだけど、全然面白くなくて期待外れ
だったのよ。
っていうか、話がよくわからなくて、ポイントをおさえられなかったいうか。

ということで、すっかり忘れていた話を、もう1度この本でじっくり読んだ。
意外に面白かった。  湊さんにしては、あまり毒がなかったけど。

別々の養護施設で育った陽子と晴美。  両方とも赤ちゃんの時に親に捨てられた身。
同じ境遇の2人は、ウマが合い、親友になる。

そして、陽子の一人息子が誘拐された。  そそ、確か誘拐事件だったっけ。  それは覚えてる。
この真犯人が、まさかの人物。
さすが湊さん。  こういう進め方じゃ、犯人があの人?この人?といろいろ想像させられる。
私はてっきりあの人かと・・。   全然違いましたけどね。

それから、最後に明かされた2人の本当の身の上。
これも、私的にはとても意外で、驚いた。  ミステリー好きなんだから、早く気付け・・みたいな。
事実がわかって、つい前の文章を読み返したよ。  
でも、実はまだちょっと理解不能な部分もあるんだけど・・。

同じ境遇ではあるのに、育っていく未来は全く違う。
こんなに仲のいい2人なのに、片方が片方を憎むようになってしまう。
ちょっと、現在が違いすぎましたかね。
まぁ、人間というのは、人と自分を比べて少なからず羨望や妬みを持ってしまうもので。
これが、全く雲の上の、最初から世界が違うような人だったら、ただの憧れみたいになるだけなんだろうけど
今回は始まりが全く同じ「境遇」だったし。

私も心の狭い人間だから、ついつい友達を羨んだり、勝手にむかついたりすることはある。
私の大事な友達だって、当然その人の好きな部分と嫌いな部分が確実にある。
でも、やっぱりその人が好き、大事と思うから、その友達を一生とても大切にしたいと思う。

陽子ってどんだけイイ人なんだろうね。  デキてるよ。  友達になりたい。(笑)
また、だんなが素敵でね。  いるかね、こんな議員。  現実にはいないね。

あ、テレビでは陽子の身の上があきらかになってましたが、原作ではわかりません。
これで彼女が被害者の娘ってなったら、あまりにも出来過ぎよね。

やっぱりね、本が一番いいってことに、いまさら気づいた。
映画やドラマは、原作を読んでからだと、話が全然違う!その俳優じゃないだろう!もっと詳しくやれ!とか
いちいち気になるわけよ。
気になるを通り越して、怒りを感じるくらいで。
原作が好きな映画を見に行くのは、しばらくやめようと思う。
# by heartfulwind | 2012-12-04 15:33 | 読書 | Comments(2)

サザビーのバッグ


私のバッグ好きはご存じの通りですが(笑)、特にサザビー・フルラ・レイジースーザンのバッグが好きです。
ヴィトンなどのブランドものほど高くないし、やわらかいし、軽いし、大きいし。
本とか、カメラとか、飴とか、小さくなるエコバッグとか、夏には日傘とか、私いつも荷物が多いんですよ。

で、先日サザビーでこんなバッグを買ってみました。
冬って服が地味系になるじゃないですか。(私だけ?^^;)
なので、珍しくこんなビビッドな色を。
思惑通り、黒やグレーなどのコートに映えてイイ感じです。

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これ、下の部分がグレーなんですよ。  ちょっとダークに写ってますが。

で、その真ん中部分にあるサザビーのマーク。
最初ハサミ?と思ったんですが、40周年記念とかで、鍵がモチーフなんだそうです。
で、先端にサザビーの「S」と「B」がついてるってことで。

あ、グレーの部分はちょうどこんな感じの色ですね。

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このバッグに、去年同じサザビーで買ったチャームをつけてみました。
なかなかよろしいのではないでしょうか?(笑)

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# by heartfulwind | 2012-12-03 15:55 | お買い物 | Comments(4)

矢口敦子「償い」


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先日、図書館の休館日の前日に急いで読んだ長編がこれ。
メジャーで測ってみたら、本の厚みは約3センチ。   読み応えありました。

主人公は元医者なのにホームレスの生活を送る中年の男、日高英介。
彼の周りで起こる殺人事件のミステリー小説である。

この日高さん、幼い息子がインフルエンザから脳症を発症し、手遅れで亡くなってしまった。
様子がおかしくなった息子を、妻が車で病院を探している3時間の間にもう救いようのない状態に・・。
夫である日高に診てもらいたいと妻が電話で訴えたのに、大学病院の多忙な勤務医であった彼は
診てもらえる病院を自分で探せと突き放した。
そして、亡くなった時妻を「どうして救急車を呼ばなかったんだ!」と怒鳴りつける。
これね、思わず怒鳴りつけてしまった夫の気持ちもわからないではない。
もう、どうしようもなく気の毒と思うことしか出来なかった。
そんな妻も自殺。
自分の患者も亡くしてしまう。  これは彼のミスではないんだけど・・。
こんな状況で、人生に疲れたというか、もうどうでもよくなってしまい、ホームレスになる。

いやいや、医者ですからね、大学病院に勤める脳外科医だし、もったいないにもほどがある。
ま、他人のことだから、こんな風に言えるんであって、本人にしたらそんなのはどうでもよくなるんだろうね。
家族もいないし、これから生きていく希望なんか微塵もないのだから。

で、日高には昔変質者から小さな男の子を救ったという過去がある。
この男の子、真人が成長し、いずれ偶然に出会うことになる。
その変質者の事件で、真人の母親は病んでしまう。  あ、犯人の父親の自殺がきっかけだけど。
自分はこの子を助けなければよかったのか・・とあとから、日高は何度も悔やむことになり・・。

真人の近所の人たちが、何人も殺されていく。
私も、だんだんすべて真人が・・?と思うようになってきた。
だって、そういう風に話が進むから。   すっかり疑ってしまったよ。
でも結果的に違うんだけど。

富士子とアオさんを殺した犯人は、意外でした。  
ちょっと想定外で、あらら、そうだったんだ・・と驚いてしまった。

それにしても、ホームレスって冬に外で寝て凍死しないんだろうか。
日高みたいに寝袋とかあればいいんだろうけど、段ボールのお家で大丈夫なのかね。
寒さって慣れるのかしら。  皮膚が厚くなる?  風邪を引いて、あげく肺炎とかならない?
しかし、ホームレス撲滅委員会って・・。
無抵抗な彼らに、そんなことして楽しいんだろうか。  ひどい。  人間じゃない。

悲しい事件が続いて、暗澹たる気持ちになるが、最後だけ少し望みのある温かい気持ちになれた。
生きていてもいいのだよ。  がんばれ、真人。  日高もね。  前を向いて人生歩んで欲しい。

この本、昨日までBSプレミアムでドラマやってましたね。
日高は谷原章介。   谷原さん、このホームレスの役をやるんで、9キロ減量したんだと。
確かに、ずいぶん痩せてましたよ。
実は、ドラマ化されることを知らなくて、昨日の最終回だけ観たんですけどね。
でも、だいぶ原作と違いましたね。
夕子も助からないし、犯人の村井なんか全然出てこないし、山岸は退職しちゃうし、ラストの「お医者さんは
いらっしゃいませんか?!」なんてないしね。(笑)

さ、これから図書館へ行ってきます。  明日は休館日だっしぃ。^^;
# by heartfulwind | 2012-12-02 13:26 | 読書 | Comments(0)