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Heartful Wind

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仙台七夕


8月6日から、仙台七夕祭りが始まりました。
今年のテーマは「願い・希望・感謝」だそうです。
いいお天気だし(暑いけど)ぷらっと1人で見に行ってきました。

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どれも素敵な七夕飾りでしたよ。    人・人・人だらけでしたが。

しかし・・ずっと上を見て歩いていたから、首が痛くなりました。(笑)
# by heartfulwind | 2012-08-07 16:58 | お出かけ | Comments(4)

椰月美智子「坂道の向こうにある海」


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介護施設に勤めるカップル2組の話。   四角関係っていうか。
もともと正人と梓、そして卓也と朝子が恋人同士。
だが、正人と朝子がくっついてしまって、振られてしまった梓と卓也が付き合うことになる。

なんでしょうねぇ、なんだかみんな自信なさげで。  ナイーブというより、臆病っていうか。
まぁ、そういうワケありで付き合うことになってしまうと、いろいろビミョーな問題もあるだろうけどね。
とりわけ、朝子の態度がちょっといらいらするって感じで。
正人はカッコイイし、性格もいいし、彼にするにはサイコーだね。
でも、結婚するなら卓也の方がいいかな。
気を使わず、のほほんと肩の力抜いて、一緒に生きていけそうで。
ちょっと反応鈍すぎるところもあるけど。

みんな介護職についているので、一人暮らしの老人が何人も出てくる。
家族にほったらかしにされてる人の話は、なんだか読んでてつらかった。

あと、正人に知的障害者の兄がいるとわかった途端、態度が変わった朝子の両親、なんなんだ。
娘の子供に出ると思ったわけ?   サイテー。
正人が大好きなちい兄の章「貝の音」が、とてもせつなくて泣けてしまった。
ちい兄、もっともっと長生きしてね。

最後の「どこのカップルも複雑なのだ」が、この小説の言いたいことなのかな。
お互い思いやってても、誤解を招いたり、タイミングが合わなかったり、ズレが出たり。
人間同士の付き合いって、やっぱり大変よ。   
# by heartfulwind | 2012-08-06 16:12 | 読書 | Comments(1)

中島京子「眺望絶佳」


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中島さんの本を読むのはこれで6冊目。
どの本も全部面白かった。
が、この本はどうもイマイチな気がした。  なんだか、意味のわからない部分もあったり。

ということで、これは8編の短編集である。
その8編を挟んで、最初と最後に往信と復信が載っている。
往信を書いてるのはスカイツリー。  復信を書いてるのが東京タワー。

そして、この8編は、東京に住む人達のごく普通の日常の話。
ありがちな日常の話であるから、予想外の驚く結末・・とかはない。
多くの話が「え、これで終わり?オチは?」という感じだった。

この中では「よろず化けます」と「金粉」がよかったかな。
どちらも、淡々とした話の中に、少しせつない部分があったりして。
年月って容赦なく過ぎ去っていくものよね。

「亀のギデアと土偶のふとっちょくん」は、3.11の震災がベースになっている。
あの時の絶望的な状況を思い出した。  
波に飲まれる家々、停電になり水もガスも止まり、何不自由なく暮らしていた東北の人達の生活が一変。 
私は東京にいたので、実際に被害に遭っておらず、どれだけ大変だったかはわからないのだが・・。
家に1人だったらどうなっていたんだろうと、想像するだけで恐ろしい。
・・と話がずれたが、とにかく亀のギデアくんを飼うことができてよかったね、マサルくん。
しかし、高層タワーマンションが停電でエレベーターが全く動かないってのは、困るよね。
30階とかに住んでたら、水とか持ちながらえっちらおっちら階段上がるわけでしょ。   ぞっとする。

「キッズのための英会話教室」は悲しいラストだった。
ツヨシくんがすごく心配。   でも彼にとっては一番大好きな母親なんだよね。
でもこんな母親って、東京のいたるところにいっぱいいそう。
そういう親に育てられる子供たちを思うと、心がズキンと痛む。

スカイツリーと東京タワーの往信と復信がなかなかよい。
特に、堂々と立って、この東京という街を長い間見守ってきた東京タワーの復信が、優しくて温かみが
あってよかった。
そして、「これから何を見るのか、これから何を好きになるのかワクワクする」という、新しく出来たばかりの
スカイツリーの思いがなんだか嬉しくなった。
# by heartfulwind | 2012-08-03 17:39 | 読書 | Comments(0)

CAFE Con-combre (カフェ コンコンブル)


今日はともちさんと仙台でランチしてきました。
毎日すこぶるいいお天気で、今日もとても暑かったです。

行ったお店は、広瀬通りと愛宕上杉通りの交差点近くにあるカフェ。
同系列のイタリアンのお店ベヴィトリ-チェの隣です。   行くのはスゴク久しぶりですね。

ランチはベーグルサンド、ホットサンド、カレー、オムハヤシ、サラダランチの5種類。
夏はカレーってことで(?)コンコンブル特製スパイシーカレーにしてみました。(お値段:650円)

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スパイシーとついていたので、もっと辛いのかと思ったらゼンゼン。
量的にちょっと足りなかったかな。(笑)

ドリンクはついてますが、100円でプチデザートがつけられるので頼んでみました。
デザートは固めのババロアのようなもの?でした。

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食べログ


ともちさんとバイバイしたあと、あちこちふらつき、パルコで美味しそうなロールケーキを見つけたので
買ってみました。
清川屋のほわいとぱりろーるです。

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冷凍で売っているので、今冷蔵庫で解凍中。
袋開けたら、とても大きな保冷剤が入ってましたよ。(ケーキより大きいくらい)

最近、ロールケーキばかり買ってるなぁ・・。  
# by heartfulwind | 2012-08-01 17:05 | ランチ | Comments(2)

歌野昌午「ハッピーエンドにさよならを」


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まさに題名通りハッピーエンドではない11話の短編集である。
なので、ラストはどれも救いようがない暗い話ばかり。
でも、なかなか読みごたえがあった。

気に入ったのは、「おねえちゃん」と「死面」と「In tha lap of tha mother」と「尊厳、死」かな。
歌野さんはミステリー作家なので、最後におっ!そうきたか!と予想を裏切る展開が待っていたりする。

「おねえちゃん」は誰か?  理奈がそれを知っていたら・・。
後の祭りだけどね。   理奈はこのまま病院送りなのかな。

「サクラチル」は、なんだか気の毒な話で。
東大あきらめて、早稲田か慶応に入っていればよかったのに。
それも無理か。   なにがなんでも東大だったんだよねぇ。   

「消された15番」は、なんとなく気持ちわかるっていうか。
母親にとって、たった1人の大事な息子だもんね。
最後の晴れ舞台。   「諒承できない!」・・確かにその通り。
ケイちゃん、今どこにいるんだろうねぇ。   会いにいってあげて欲しい。

「死面」、語り手の小学生の男の子。   実は彼は今・・。
最後にびっくり。   幸子の怨念がこういう結果を生んだんだね。
しかし、遊ぶ金欲しさに殺すか?   情けない奴だ。

「防疫」、教育ママがここまでエスカレートしてしまうと・・。
なんだか、ずっと由佳里ちゃんが可哀想だったんだけど、まさかまさかの結末で。
ああいう母親って実際いるんだろうね。   
そりゃ、他人と比べて、自分の娘が優秀でいて欲しいと願う気持ちはわかるけど。
しかし、由佳里は絶対子供産んじゃいけませんね。
っていうか、彼氏引くよね。   あんな話されたら。   絶対結婚できないよ。

「玉川上死」は、まさかの犯人だった。
秋山くん、頭いいよ。(感心してどうする)   完璧なアリバイ工作だね。
でも、バレたか。   残念でした。
これもまた、後味の悪い最後で。

「殺人休暇」、これ、最後の敏江のひとことはどういう意味?
実は戸部は死んでないとか?   ちゃんと死んだんだよね?
敏江はまさか死ぬとは・・なんて思ってたのかな。
いずれにしても、戸部は異常だから、いなくなってくれて正解でしょう。
でも、胸は痛むよね。  お姉さんに生き写しかぁ。   
そういう事情があったことは、同情してあげるよ。
とはいえ、エキストラを雇うとか、とても用意周到で賢い策に感心。  やるねぇ。

「In tha lap of tha mother」、このlapの意味は膝。
車の中に置きっぱなしとかではなく、自分の膝の上に座らせていたのに・・。
朝から何も食べさせてないって、ひどい話。  
夕方4時まで6時間もやり続けってすごい。   で、全く気付かなかったの?
コワイねぇ、パチンコって。  バカな母親だ。

「尊厳、死」、これも最後のひとことに意表を突かれた。
あらら、すっかり勘違いしてたよ。
フジエダさんも悪い人じゃないんだけどねぇ。   かなり自己陶酔型でしたね。
まぁ、ホームレスにもそれぞれ事情があるんだろうけど、やっぱり近くにいたら私も眉をひそめちゃうな。
でも襲撃は以ての外。   相手は無抵抗なんだから。  

こんな感じで、最後までアンハッピーな話が続く。
さすがに気が滅入りましたね。
# by heartfulwind | 2012-07-30 17:12 | 読書 | Comments(2)